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COLUMN

外壁塗装の契約書の記載内容で確認すること

外壁塗装を依頼する際、施工する工事業者との間で契約書を取り交わします。

契約書には工期や、支払いについてなど契約に関する重要な内容が記載されています。そのため、不利な契約を結んでしまいトラブルに繋げないためにも、契約書の内容にしっかりと目を通しておくのが重要です。

そこで本記事では、藤枝市・焼津市・島田市で外壁塗装20年の実績を持つ「塗りかえ鈴覚」が、外壁塗装の契約書についての基礎知識や詳細、確認しておきたいポイントについて詳しく説明します。

外壁塗装の契約書についての基礎知識

外壁塗装を依頼する際に、塗装店との間で交わす契約書は正式名称を「工事請負契約書」といいます。この契約書には契約日や工事名、工事期間、支払い条件などの契約内容が記載されています。

契約を締結するには、受注者である塗装店と発注者である施主の双方による契約書への署名か記名押印が必要です。契約書を交わすことで、塗装店は外壁塗装の施工を行い施主は施工の対価を支払うことを約束します。

一般的に、契約を交わすのは口約束でも構いません。しかし、外壁塗装は建設業法第18条と19条によって、書面による契約が義務付けられています。また、発注者と受注者が「対等な立場」で契約を結ぶことも求めています。

工事請負契約書の重要性

外壁塗装において契約書は、トラブル対策として非常に重要な役割を担っています。

まず、契約書は工事内容を明確にすることで、塗装店と施主の認識違いによるトラブルを防止する役割を持ちます。工事内容や、工事期間などが不明瞭なままでは、施主が想定していない工事が行われる可能性があるためです。契約書を交わすことで、施主と塗装店の認識を一致させ、双方の認識違いによるトラブルが起こるのを未然に防ぐことができます。

次に、外壁塗装の契約書はトラブルが発生した際のルールを定める役割を持っています。契約書に契約解除や損害賠償責任の要件を定めておき、万一トラブルが発生した場合に備えることができます。

さらに、外壁塗装の契約書はトラブルが訴訟に至った際には証拠資料としての役割も持ちます。つまり、トラブルが訴訟に発展してしまった場合には、契約書が施主と塗装店が合意した契約内容を証明する証拠として機能します。紛争の早期解決にもつながります。

契約書以外に外壁工事で取り交わす書類の種類

外壁塗装の契約を締結する際には、契約書以外にもいくつかの書類を受け取ることになります。

書類の種類や内容は、業者によって少し異なりますが一般的な内容を紹介します。

まず「請負契約約款」は、契約書には書かれていない契約の詳細な事項をまとめた書類です。例えば、工事に遅れが生じた際の、遅延損害金に関する具体的な金額。クーリングオフについて。瑕疵担保責任に関する内容や紛争解決はどの裁判所で行うか、といった非常に細かな内容が記載してあります。専門用語も含まれるため文章が難しく感じるかもしれませんが、不利な条件が書かれていないかを確認するためにも必ず全文に目を通しておきましょう。

「請負代金内訳書」には、実際に行う工事の内容と各工事の単価、数量、金額が記載してあります。具体的な工事内容とその最終的な見積り金額を提示する書類です。

また、業者によっては「保証書」も作成してくれます。保証書とは、引き渡し後に塗装が剥がれてしまう、などのトラブルを保証する書類です。保証の対象や状態、期間など保証範囲が記載してあります。

契約時に塗装店から受け取る書類をまとめると次のとおりです。

・工事請負契約書:塗装店に工事を依頼し、施工後に支払いをすることを契約する書類
・請負契約約款:契約内容の詳細を具体的に説明するための書類
・請負代金内訳書:工事内容の詳細と最終的な見積りを記載する書類
・保証書(業者による):工事の保証内容についての書類

外壁塗装の契約書のチェックポイント

外壁塗装の契約書を塗装店と取り交わしたとしても、内容に不備があっては万一のトラブルの際に効果を充分発揮できません。契約書の内容に不足がないかは必ず確認しておきましょう。

外壁塗装の契約書に記載しなければならない内容は以下の8つです。

・工事名
・工事場所
・工事期間
・契約日
・請負金額
・支払条件
・保証内容
・塗装店・施主両者の署名もしくは記名押印

見積り段階の内容と相違がないかをよく確認してから、署名をしましょう。塗装店と施主が同じ契約書を1枚ずつ保管します。

契約書の中で特にチェックしておくべきポイントは次の2点です。

・工期や工事が遅れた場合の対応
・支払いについて

以下では、それぞれのポイントについて詳しく説明します。

ポイント1.工期や工事が遅れた場合の対応

外壁塗装の契約書では、工期についてよく確認しておきましょう。契約書の工期の欄で、工事の開始日と完了日の具体的な年月日をチェックします。工期について具体的な日付が書いていないと、想定よりも工期が遅れている場合に塗装店に対して責任を問えないためです。

なお、外壁塗装の一般的な工事期間は10日~2週間程度に設定されている場合が多く見られます。雨などの天候不良による順延を加味した上での工期が記載してあります。

また、天候に左右される外壁塗装では思わぬ事態によって工期が長引くことも考えられます。不測の事態で工期が遅れた場合の対応についても、契約書に取り決めがあるかを必ず確認しておきましょう。

ポイント2.支払いについて

外壁塗装の契約書では、最終的な費用や支払い方法についても記載があります。支払いのタイミングを大きく分けると、以下の3パターンです。

・施工前に半額、施工完了後に残りを支払う
・施工前に全額支払い
・施工後に全額支払い

支払い遅れやトラブルが起きないように、契約書に記載してある金額と支払いについてしっかりと目を通しておきましょう。

ただし、支払いのタイミングが「施工前に全額支払い」の場合は注意が必要です。支払いを行った後に連絡がつかなくなる悪徳業者の場合が考えられるためです。不安な場合は、施工後に支払いができる塗装店を選ぶと良いでしょう。

契約書以外に確認しておきたいポイント

外壁塗装を契約する際には、契約書以外にも確認しておきたいポイントがいくつかあります。なかでも以下の2点は必ず確認しておきましょう。

・「請負契約約款」にクーリングオフの記載があるか
・見積もり前に専門的な現地調査をしてくれるか

それぞれの理由を詳しく説明します。

1. 「請負契約約款」にクーリングオフの記載があるか

前述したように、請負契約約款は契約書の内容を詳細に記載するための書類です。請負契約書約款にクーリングオフに関する記載があるかを確認しておきましょう。

クーリングオフとは契約から8日以内であれば契約を解除できる制度です。消費者を契約トラブルや悪質な業者から守るために存在します。

例えば「強引な訪問販売の勢いに押されて、その場で契約をしてしまった」というケースが後を絶ちません。クーリングオフの制度があることで、こうした場合にも契約書の受け取りから8日間以内であれば、契約解除を申し出ることができます。

クーリングオフに関する説明は、請負契約約款に「赤枠で囲んで赤字」で記載することが決められています。

2. 見積もり前に専門的な現地調査をしてくれるか

塗装の成功には、塗料の知識や塗装の技術だけでなく、構造体や建材についての知識が欠かせません。住宅の材質によって、下地処理や下塗りの選定が大きく変わるためです。そのため、現地調査をする人が調査診断に関する十分な知識を持っているかが重要だといえます。

外壁塗装の契約をするまでには現地調査を行い、見積りを出してから契約に進むのが一般的です。信頼できる塗装店かどうか見分けるには、上記のような専門的な現地調査をしてくれるかどうかをチェックしておきましょう。

「塗りかえ鈴覚」では代表が一級塗装技能士だけでなく、二級建築士の資格も保有しており、建物全体の知識を有しています。

外壁塗装の依頼時は契約書のポイントを押さえてトラブル回避を

外壁塗装の契約書は、塗装店との認識違いによるトラブルを防ぐ役割を持っています。また、万一賠償が発生するような事態になっても、契約書があればトラブルに適切に対応できます。そのため、外壁塗装の契約は契約書の内容を正しく理解しておくことがかかせません。

工期や工期が遅れた際の対応と支払いのタイミングは、トラブル防止のためにも必ず目を通しておきましょう。

「塗りかえ鈴覚」では建物全体の問題点を加味した専門的な現地調査を踏まえた上で、見積りと契約書を作成しています。藤枝市、焼津市、島田市で外壁塗装をお考えの方は、ぜひ「塗りかえ鈴覚」にお問い合わせください。

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