今回は、塗りかえ鈴覚の塗装デザイナー・杉本についてご紹介します。
波乱に満ちた人生を歩んできた杉本。幼い頃から様々な試練に直面しましたが、それらを乗り越えて成長し、塗りかえ鈴覚でも活躍を続けています。
••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••
2歳の頃、両親が離婚しました。母は、何年もの間、一人で育ててくれていました。母は必死だったと思います。4〜5歳くらいのとき、僕が泣いていると、「次泣いたら殺す」と母から脅されました。そのときの顔や声がものすごく怖くて、以降、ほとんど泣いたことがありません。
祖母は僕を心配し、頻繁に会っておもちゃを買ってくれました。小学校の担任の先生も優しくて、人間性を育む契機となりました。
高校時代、母親の再婚や家庭の事情で、僕は自分で自分の生活費を稼ぐことになりました。肉体労働を経験し、生きることの大変さを痛感しました。なかなか夢や目標を見つけることもできず、ただやみくも働いていたのです。
そんな僕に対して、当時働いていた足場屋の親方は、毎日、仕事の送り迎えをしてくれました。
いろいろな人のお世話になり、さまざまなことを教わっていくうちに、少しずつですが仕事ができるようになりました。21歳には結婚もしました。
それからも、いろいろな出来事があり、いろいろな仕事を経験しましたが、「塗りかえ鈴覚」に入ってからは、毎日が充実しています。
未経験のど素人だった僕を採用してくれた鈴木社長の器の大きさに感謝しています。
塗装の作業も、お客様対応も、仕事がすごく楽しいと感じています。それでも、新規現場が始まると、いまだに眠れなくなるくらいの不安に襲われることもあります。
僕の物語はまだ続いています。成長と挑戦を続けながら、お客様に感動の塗りかえをお届けしていきます。
後編「塗装デザイナー・杉本が大切にしていること」もご覧ください →
私たち鈴覚は、21世紀の日本の塗装業界の健全発展を願って
『日本建築塗装職人の会』に加盟しています。
© 塗りかえ鈴覚