外壁が最近気になっている方のなかには、
「外壁塗装の塗り替えの時期はどれくらいだろう?」
「何を目安に塗り替えるのが良いのだろう?」
とお考えの方もいらっしゃるかと思います。
今回は、そのように外壁塗装について何か疑問がある方のために外壁塗装を塗り替える時期に表れるサインについてご紹介します。
外壁を塗り替える時期の目安の一つとして、チョーキングが挙げられます。
チョーキングとは、外壁を触った時に手につく白い粉のようなものです。この白い粉はチョークです。
チョーキングが出てきたら、外壁を塗り替える初期段階の兆候です。
また、このチョーキングの段階で塗り替えをしておくと外壁のひび割れなどを防ぐことができるので、住宅そのものの寿命を長持ちさせることができます。
シーリングとは、サイディングボードで外壁を施工した際にその継ぎ目やサッシの間に使われるものです。
そのシーリングが劣化してしまうとひび割れや断裂してしまい、間から浸水することで住宅が劣化したり腐食したりするのです。
シーリングは一般的に外壁塗膜よりも劣化するスピードが早いので外壁塗膜が大丈夫だからと言って、シーリングを放っておくと住宅に大きなダメージを与えてしまうことになります。
シーリングが劣化している場合は外壁を塗りなおす時期でしょう。
外壁に亀裂がある場合はモルタルやコンクリートなどの素材で外壁が施工されている場合です。
しかし、モルタルやコンクリートだけでなく、ひびが入っている場合もありますので、中から割れているのか、外だけ割れているのかをよく確認してください。
内側から割れている場合は浸水することがあるので、早急に対処をする必要があります。
塗膜が下地にしっかりと密着できている場合は、このようなことがありませんが、塗料が膨らんで割れている場合は、早めに対処することが良いでしょう。
外壁の鉄部がサビてきていて、放っておくと急激に腐食していきますので、サビだからと放置しておかず対処をするようにしましょう。
みなさんも外壁塗装をする際は、これらのことを目安に施工を依頼するようにしましょう。
特にひび割れなどを放っておくと家の中まで浸水して、木造部分が腐ってしまうということがあります。
そうならないためにも早めの対処をしておきましょう。
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