これから外壁塗装をお考えの方の中には、
「外壁の色は艶ありと艶消しどちらが良いのだろう?」
と悩む方もいらっしゃるかと思います。
簡単にいうと、外壁塗装をする上において色を選ぶだけでなく、
外壁の艶ありは太陽の光を跳ね返すものであり、艶消しは光を反射せず、光沢があまりないものです。
外壁塗装をする際はそのどちらかを選ばないといけません。
今回は、艶ありと艶なしについてご紹介します。
もともとの塗料によって艶があるか艶がないかが決まっています。
塗料のメーカーによって光を受けて反射する塗料かそうでないかが分かれています。
ですから、外壁塗装をする業者が塗料を混ぜ合わせて艶を消すということでも、外壁に職人技で艶を消す塗り方をするというわけでもありません。
艶があるかないかを決めるときは、色を決めてからその塗料の特性を見て判断する必要があります。
塗料を大きく分けると三種類あります。
1.艶がある塗料(艶あり)
2.艶ありの塗料に他のものを混ぜることによって艶を消している塗料
3.もともと艶がない塗料
これらの良い点と悪い点をまとめました。
1. 艶がある塗料(艶あり)
良い点:光沢があり、新築のような新しさがでる、防汚性が高い
悪い点:2~3年で艶が消える、光の反射を調節できない、光すぎてなんとなく安っぽい印象に見える
2.艶を調整している塗料
良い点:ご自身が丁度良いと思う艶を選ぶことができる、塗料の種類が豊富なため選択肢が増える
悪い点:添加剤によって塗料の能力が発揮できなくなる
3.元来艶がない塗料
良い点:防汚性が高く、落ち着いた雰囲気を演出することができる、派手にならないので周りの家と協調できる、高級感がでる
悪い点:塗料のバリエーションが少なく、物足りなさを感じる人もいる
塗料の種類が多くてわからない!とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
艶に関しては、ご自身の好みでお選びになるのが良いかと思います。
しかし、艶調整塗料は外壁のテカリを抑えるために化学物質を混ぜている場合があり、他の塗料に比べて性能が劣ってしまうことがあります。
どちらが良いかわからないという方は、太陽が出ているときやなどに、光沢のある外壁と光沢がないものを良く比較して、ご自身の住宅に合ったものを選びましょう。
例えば、ご自身の住宅が日本風のものであれば艶ありの場合はチープな印象になってしまったり違和感があるようになってしまったりするので、艶なしで落ち着いた印象にするといったように選びます。
外壁塗装のことでわからないことがあればなんでもご相談ください。
艶ありと艶なしの観点から塗料を検討してみるのも良いかもしれませんね。
外壁塗装・屋根工事専門店
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