「外壁塗装の業者に見積もりを出してもらったものの、どうやって見たらいいのかわからない・・・」
「見積もりの中にはたくさん項目があるけど、一体どこが重要なの?」
「業者に見積もりの説明をしてもらったけど、そのまま鵜呑みにするのはなんだか不安だな・・・」
見積もりの見方に関する疑問、不安をお持ちの方は大勢いらっしゃると思います。
見積書にはたくさんの項目が記載されていて、初めて目にする方にとってはどの情報が重要なのか判断するのは難しいでしょう。
だからといって、いい加減に流し読みしてしまうと業者側のミスや故意の過失を見逃して損をしてしまうかもしれません。
そこで今回は、見積書の見方についてご説明します。
是非参考にしてくださいね。
2階建て以上の外壁塗装を行う場合この作業は必要ですから、ほとんどの見積書にこの項目が記載してあります。
窓や車、近隣の車など、万が一塗料が飛んでしまった場合に塗料がついてはいけない場所にマスキングテープやビニールなどを施す作業のことです。
高圧洗浄機で、外壁に元々ついている汚れなどを取り除く作業です。
水圧が150㎏/㎠以上なら安心です。汚れをしっかり落としてくれるでしょう。
下地処理、下塗り、中塗り、上塗りなどと細かい項目に分かれています。
見積書を見るときは、使用する塗料名やメーカー名が明記してあるかどうかをまず確認してください。
塗料がどこのメーカーのものかわからない状態で塗装を依頼するのはとても危険です。
下塗りと上塗りでは塗料が異なりますから、下塗りの塗料も確認する必要があります。
さらに、アクリル、ウレタン、シリコンなど塗料のグレードが明記してあるかどうかも確認しておくと安心です。
塗料が三回塗られているかを確認することはとても重要です。
なぜ重要というかというと、三度塗るという工程を省こうとする悪徳業者が多いからです。
下塗り、中塗り、上塗りの三度塗りをすることは外壁塗装の基本です。
また、下地処理は塗料が壁にしっかりと密着するかどうかを決める非常に大切な作業であるため、具体的にどこの部分に何を行うのかを確認しておきましょう。
下地処理を「一式」という言葉だけで片付けている見積書は要注意です。
今回は見積書の確認方法をご説明しました。
業者に見積書を出してもらったら、何か不備や不自然な点がないかまずは自分で確かめてみましょう。
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