「外壁の塗装が剥がれてきたなあ…。そろそろ塗装業者に頼まないとな。色はどうしようかな。注意点とかあるのかな。」
「外壁の塗装が剥がれてきたから、塗り直したいけど、今度は色を変えたいな。」
外壁塗装に関して、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、外壁塗装の色選びの注意点をご紹介したいと思います。
まずはどのような点に注意すべきなのでしょうか。
・色褪せしやすい色に注意
・汚れが目立ちやすい色に注意
・周りの景観と合うか注意
色選びにはこのような注意点があります。
以下、詳しく見ていきます。
そもそもなぜ「色褪せ」は起こってしまうのでしょうか?
色褪せの原因としては、太陽光の紫外線や、酸性雨などがあります。
このような自然現象によって、塗料の色素の結合が切断されてしまうのです。
また、酸性雨による化学変化によって、塗料も酸化し、これまでとは違った色になってしまうのです。
では色褪せしやすい色とは何色なんでしょうか?
一番色褪せしやすい色は「赤」です。
赤を作る塗料の顔料は何種類かありますが、いずれも耐光性は低いため、他の色に比べて頻繁に色を塗り替える必要があります。
二番目に色褪せしやすい色は「黄色」です。
黄色は元素同士が結合してできている部分が多いため、その分紫外線などによる結合の切断の影響を受けやすいのです。
三番目に色褪せしやすい色は「紫」です。
紫のなかでも赤に近い紫は特に色褪せの進行が早いため注意が必要です。
これは、車の色を選ぶときなどに考えたことがある方も多いかと思います。
汚れが目立ちやすい色にはこんな色があります。
・白…やはり白は一番汚れが目立ちやすい色です。
清潔感があり、人気の色でもありますが、色選びの際には注意が必要です。
・黒…こちらは意外に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は黒も汚れが目立ちやすい色なんです。
黒板を思い出していただければわかりやすいかなと思いますが、細かな汚れが目立ってしまいます。
「完成したのはいいけど、色が周りの雰囲気と合ってない…。」なんて事態も避けたいですよね。
そのためにはご自身の感覚と景観条例などのチェックが重要です。
とくに景観条例がある地域ではそのようなことも配慮した色選びが重要です。
このように周りの景観との調和も大切です。
以上、外壁塗装の色選びの注意点をご紹介しました。
焼津市周辺で外壁塗装をお考えの方はぜひ当社にお問い合わせください。
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