「外壁塗装を今度頼むことになっているから、その前に自分でもいろいろ調べていたら、1液型とか2液型とか、あまりよくわからない言葉が出てきた…。」
「よく外壁塗装に関して、塗料の話で1液型とか2液型という言葉を耳にするけど、違いがよくわからない。」
外壁塗装に関して、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
たしかに、外壁塗装塗料の1液型や2液型どういう意味なのか、何が違うのか、疑問ですよね。
そこで今回は、外壁塗装の塗料に関して、1液型と2液型の比較を島田市の塗装専門店が解説します。
屋根や外壁の塗装に用いられる塗料は、すべて1液型と2液型に分類されます。
「アクリル樹脂」「ウレタン樹脂」「シリコン樹脂」「フッ素樹脂」のすべての塗料におけるグレード分けが「液型」なのです。
1液型の塗料とは、缶を開けて、水やシンナーで薄めれば、そのまま使うことができる塗料のことです。
細かく見ていきます。
先ほどご紹介した通り、缶をあけて、濃度の調節をすれば、そのまますぐに使用することができます。
その手軽さは非常に大きなメリットです。
1液型のほうが2液型に比べて、1割ほど値段が安いです。
そのため、塗装費を安く抑えたいという方は、1液型のほうが向いていると言えます。
1液型は、「この制限時間内に使いきってください」という可使時間がとくに厳密には設けられていないため、余ったとしても翌日にまた使用可能です。
そのため、塗料をムダなく使うことができます。
1液型は2液型に比べ、紫外線などの自然要因に対する耐久性が低いです。
1液型が塗ることができるのは、コンクリート、セメントモルタル、サイディングボード、各種旧塗膜であり、2液型に比べると塗れる箇所は半分以下となってしまいます。
2液型塗料は主材(塗料)と硬化剤という二つの塗料缶を使用し、塗装直前に主材と硬化剤を合わせて、塗料として利用します。
さらにそこに水やシンナーを入れて薄めることで壁にも使用できるようになります。細かく見ていきます。
2液型の耐用年数は1液型に比べて、約3年長いといわれています。
2液型は外壁への密着度が1液型よりも高いため、劣化しづらいのです。
1液型で塗れる箇所はもちろん、鉄部やアルミニウム、ステンレス、亜鉛メッキ鋼などにも塗ることができます。
先ほども述べた通り、2液型は1液型に比べ、1割ほど高いです。
2液型は、主材と硬化剤の混ぜる割合を考える必要があるため手間がかかりますし、職人の腕の影響を受けやすいともいえます。
2液型は混ぜて、すぐに使うことを前提にしているため、可使時間(塗料が硬化し始めるまでの時間)が短いです。
以上、外壁塗装の塗料に関して、1液型と2液型の比較をご紹介しました。
それぞれのメリット、デメリットなどをよく比較して、決めていただけたらなと思います。
外壁塗装に興味をお持ちの方はぜひ当社にお問い合わせください。
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