外壁塗装をお考えの方の多くが悩むポイントとは何だと思われますか。
それは「色」です。
建物の顔とも言える外壁の第一印象を決めるのはやはり色です。
外壁の色を変えるだけで建物の雰囲気を一気にガラッと変えることもできます。
さらに色には種類によって異なる様々な効果があります。
こちらの記事では知っておきたい外壁塗装での色の選び方をご紹介いたします。
色を選ぶ際は建物の雰囲気や景観に合った色を選びますよね。
そんな建物に適した色を見極めるための三つのポイントをご紹介いたします。
同じような色を見本で比べる場合は違いがわかりにくいですよね。
実は、色は面積が大きいほど明るく薄く見え、反対に面積が小さいほど暗く濃く見えるのです。
色を判別したい場合は外壁と見え方を揃えるためにもできるだけ大きな面積で色を見ることをおすすめいたします。
外壁は基本的には太陽光にさらされています。
室内の蛍光灯に当てた場合と太陽光に当てた場合では色の見え方が異なります。
色を見るときは一度太陽光に当ててみましょう。
また、朝・昼・夜の光の当たり方も異なりますので全ての時間帯を試してみることをおすすめいたします。
色って周りにある色によって見え方が異なりますよね。
色は周囲の色の影響を受けて本来より明るく見えたり暗く見えたりします。
これを意識して配色を決めることをおすすめいたします。
外壁は常に厳しい環境にさらされており、時間の経過とともに発生する劣化や汚れから逃れることはできません。
だからこそ、汚れが目立ちにくい色というのは魅力的ですよね。
そんな魅力的な効果を持つ色は「グレー」です。
なぜグレーは汚れが目立ちにくいのか、その理由は中間色であるからだといえます。
汚れは一般的に中間色であり、同じ中間色であるグレーが汚れを目立たせない効果を持つことになるという訳です。
逆に言えば、汚れが目立ちやすい色は「白・黒」ということになります。
色あせとは様々なモノに起こる現象ですよね。
色あせてしまった外壁は使用感を感じやすく、古びた印象になってしまいます。
そんな色あせが起こりやすい色とは「赤系」です。
紫外線を吸収しやすい特徴を持つ赤系の色は紫外線による劣化を早めます。
反対に色あせが起こりにくい色は「青・白・黒」だと言えます。
市町村によっては景観に関するガイドラインが存在します。
ご自身の市町村にもそのような取り決めがあるかどうか事前に確認しておきましょう。
外壁塗装における色の選び方について解説いたしました。
外壁塗装とは頻繁に行えるものではなく、塗り替えた後10年ほどは家の外壁はその色のままです。
絶対に失敗したくはないですよね。
ぜひご紹介した選び方を意識して納得のいく外壁塗装をしてください。
私たち鈴覚は、21世紀の日本の塗装業界の健全発展を願って
『日本建築塗装職人の会』に加盟しています。
© 塗りかえ鈴覚