「タイルの外壁の劣化が気になってきた・・・」
「タイルの外壁って、どんなメンテナンスをすればいいんだろう?」
このような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
そこで今回はタイルの外壁はどれくらいの頻度で、どんなメンテナンスを行うのが良いのかについて説明します!
タイルは天然の粘土や岩石、つまり無機物を原料にして作られています。
そのため耐久性、耐火性に優れており、タイル自体はほとんど劣化しません。
耐久性に優れると言われるタイルでもメンテナンスは必要です。
というのも、タイルの外壁には目地部分(コーキング)があり、ここが年月の経過とともに劣化してくるからです。
タイルそのものは劣化していなくとも目地材にひびが入るなど欠陥ができてしまうと、雨水が入り込んでさらに状態が悪くなり、タイルが剥がれてしまうことにつながりかねません。
他にも、タイルを貼り付けている下地や接着剤は劣化していくので、これらの劣化によってタイルが浮いてくることもあります。
もしタイルが浮いてきて落下すると大変危険ですのでタイルの浮きが無いかのチェック、浮きがある場合は迅速な補修が必要です。
また、外壁は時間の経過とともにカビやコケが付着したり空気中の排ガスといった汚れのせいで黒ずんだりもします。
放置しておくと見栄えが悪くなりますし、やはりメンテナンスは必要なのです。
これはタイルの外壁に限らず一般的に言えることですが、外壁に付着する汚れは定期的に落としましょう。
高圧洗浄やバイオ洗浄によって外壁をきれいにできます。
また、近年ではタイルを保護塗装して外壁を汚れに対して強いものにしようという人も増えてきています。
専門の業者に依頼して点検を行い適切な処置を施してもらいましょう。
浮きの検査は打診検査を行います。
目地が劣化してひび割れが見られるときにはコーキング補修を行います。
ウレタン樹脂やシリコン樹脂でできている目地材の劣化は必ず起こるため10年に1度くらいでこの工事が必要になるでしょう。
また、老朽化によってタイルの外壁の大部分が浮き上がっている場合はタイルの貼り直し・塗装を行います。
今回はタイルの外壁はどのようなメンテナンスが必要かということについて説明しました。
状態のチェックやメンテナンスを怠るとタイルの落下に繋がり事故になりかねません。
気になる方はぜひ一度私たち外壁塗装業者に相談してくださいね。
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『日本建築塗装職人の会』に加盟しています。
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