「最近外壁が黒ずんできた・・・。一体どうしてだろう?」
「外壁が黒ずんできたけれど、どうすればいいんだろう・・・」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
塗装を施してもらったときはきれいだった外壁もいつの間にか黒ずんで汚れが目立ってきてしまうものです。
そこで今回は、なぜ外壁が黒ずむのか、黒ずみが発生したときはどうすれば良いのかについて説明していきます。
外壁の黒ずみの正体は、排気ガスやホコリ、カビやコケによる汚れです。
そのため、車通りの多い主要道路に面する外壁や、高温多湿になりやすい気候にある外壁は黒ずみやすいと言えます。
前者は車の排気ガスで汚れやすく、後者はカビやコケによる汚れが付着しやすいのです。
また、風通しが悪く、北向きの太陽の光が当たらない外壁にはカビやコケが発生しやすいので注意が必要です。
排ガスやホコリによる黒ずみなら比較的簡単に洗い流すことができます。
しかしカビやコケとなると、外壁の表面だけではなく内部まで入り込んでしまっている場合も多く、そう簡単には落とすことができないかもしれません。
汚れがひどくない場合は水をかけてスポンジで洗えばかなりの汚れが落ちてくれるはずです。
また中性洗剤を使って洗い流すのも効果的と言えます。
家庭用の高圧洗浄機を使えば、手でこすって洗い流せない汚れでも洗い流せる場合があります。
ただし、水圧が強いためにひび割れた部分からシーリング材が削れてしまうこともあるので、使用する場合はケアが必要です。
カビによる汚れがひどい場合は防カビ剤を使ってコケやカビを洗い流すと良いです。
ここでの注意点は力を入れてこすりすぎないことです。
外壁自体を損傷させてしまうといけないからです。
黒ずみの中でも程度がひどいものになると自力ではきれいに落とせなくなります。
そういう場合は費用がかかるものの業者に依頼するのが良いです。
業者に依頼して洗浄してもらったあとで、新しく塗装を施してもらうのも検討すべきです。
ひどいコケやカビがつくほど年月が経っている場合、外壁が劣化しているかもしれません。
また一度カビやコケがひどく繁殖するということは、洗浄したあともまた同じことになるかもしれないですよね。
カビやコケに強い塗料を新たに塗装してもらうこともおすすめです。
今回は外壁に見られる黒ずみの原因と対処について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
日頃からのケアとメンテナンスが黒ずみを蔓延させない秘訣ですが、もし黒ずみがみられた場合はその程度によって適切な対応をしてくださいね。
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