サイディングの剥がれの原因と対処法を解説

「外壁塗装を依頼してから時間が経ってサイディングが剥がれてきてしまった・・・」
という方はいらっしゃいませんか？
外壁塗装を依頼して工事が完了したときはきれいだったサイディングも、年月が経つと徐々に劣化が進行し、しまいには剥がれてきてしまうものです。
また十分な時間が経っていないのに剥がれてくる場合もあります。
そこで今回はこのサイディングの剥がれの原因とその対処を紹介します。

原因

経年劣化

サイディングの表面が剥がれてしまう原因として第一に挙げられるのは劣化です。
紫外線や雨風といった外部環境の影響を受け、年月とともに徐々に劣化が進行するのです。
また雨水や湿気がサイディングボードに入り込んでしまうことも剥がれる主な要因になります。
劣化するとチョーキング現象が起こり、外壁の表面に粉状のものが発生するのですが、それを放置してしまい剥がれてから外壁の劣化に気がつくというケースが多いです。
カビやコケを放置しておくことも外壁の状態を悪化させることに繋がります。
日頃のケアと適切なメンテナンスが、剥がれる段階まで劣化を進行させない秘訣と言えます。

不適切な施工

塗装してもらってから2〜3年で塗装が剥がれてきてしまった場合は、施工不良が原因と考えるのが妥当と言えます。
塗装を行う前の外壁の洗浄やひび割れの補修といった下地処理が不十分で起こる剥がれが多いようです。

剥がれたらどうしたらいい？

軽い剥がれですと塗装を施す程度で済むかもしれませんが、ひどくサイディングが剥がれている場合はサイディングボードそのものを張り替える必要が出てきます。
ボードが水を含んでしまっていると外壁の表面だけに処置を施しても根本的な解決にはならず、またすぐに剥がれてきてしまいます。

水がどこから入ってきたのかを突き止めて水の侵入がもう起こらないように対策をしてから補修をしなければなりません。
剥がれている部分が広い、剥がれ方がひどくひびも見られる場合は速やかに業者に依頼してみてもらうべきだと言えます。
サイディングが剥がれるほど劣化が進んでいると自分で処置を施すことはあまりおすすめできないのです。

まとめ

今回はサイディングが剥がれる原因とそのときの対処について紹介しました。
劣化による外壁塗装の剥がれはどの外壁にも時間が過ぎれば起こりうることです。
大切なのは日頃からの外壁のケアとメンテナンスです。
剥がれる前に何らかの対処をするのが一番ですが、剥がれてしまった場合は業者に依頼して補修してもらいましょう。