外壁の塗り替えをご検討中の方の中には、
「ご近所に挨拶に行った方がいいと聞いたけれど、その挨拶にはいつ行くべき?」
「ご近所の挨拶回りはいったいどの範囲まで行けばいいのかな?」
このようなお考えや疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
大切なお家に長く住むための外壁塗装工事で、ご近所とトラブルを起こしてしまい、その場所に住みにくくなってしまうことがあります。
そのようなことを防ぐために挨拶のタイミングやその範囲について知っておくことは大変重要なことです。
そこで今回はそんな方に向けて、外壁塗装工事の際にご近所への挨拶回りをするべきタイミングとその範囲についてご紹介します。
外壁塗装工事の際のご近所への挨拶回りのタイミングとして適しているとされているのは、工事が始まる1週間前です。
外壁塗装工事の際の挨拶では、ご近所の方に工事期間の目安や工事時間、騒音や臭いが発生する可能性があることなどを伝えます。
これはご近所の方が外壁塗装工事期間中の予定を立てやすくし、迷惑をかけてしまうことを事前に伝えておくために行います。
業者の方が、工事の初日にご近所に挨拶に行ってくれる場合もありますが、事前に自分で伝えておいた方が好印象です。
さらに、業者が挨拶回りをする工事が始まるギリギリに伝えるよりも1週間程度前から伝えておくとご近所の方がより予定を立てやすいので、早めに伝えることを心がけましょう。
一般的に外壁塗装工事の際に業者が挨拶に行く範囲は両隣のお家、裏側の3軒のお家、前の3軒のお家、となっています。
そのため、自分で挨拶回りをする際もこの範囲だけで十分でしょう。
しかし、住宅密集地などではあればさらに多くのお家に挨拶回りをしておく必要があります。
挨拶回りの基本は、迷惑をかけてしまうリスクのあるお家にその旨を理解してもらうことです。
そのため、上記の基準を参考にしながら、迷惑をかけてしまいそうなお家には全てに挨拶回りをするようにしましょう。
挨拶をしすぎて損をすることはないので、挨拶をするか迷ったら挨拶に行くことをおすすめします。
ここまでで、外壁塗装工事の際の挨拶回りの適切なタイミングと挨拶回りに行くべき範囲についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
挨拶回りを行い、ご近所との不要なトラブルを避けてくださいね。
今回の記事が皆さんの参考となりましたら、幸いです。
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